モールはロマンチストであります。
自分で言ってて恥ずかしいですが、
ロマンチックなことって、
現実にあるから素敵なんだと思います。
このあたりの説明を含めて、
今日は太陽と月、星について、モールが普段思っていることを
話したいと思います。
・手が届かない宇宙
我々にとって宇宙とは、日常的な話ではありませんよね。
例えば、明日、会社だから早めに寝なくちゃとか、
今日はデートだからお洒落しなきゃとか、
あさってテストだから勉強しようとか、
そういうことを考えているときに宇宙のことなんて
これっぽっちも頭にない筈です。
でも、宇宙って我々の日常にありますよね。
日が昇り、沈み、夜になり、月が輝き、星が散る。
時の概念を作り、日にちの概念を作り、季節を作る。
時も日付も気温も天気も、我々にとって非常に重要なことです。
そう思うと、宇宙というのは、我々の生活そのものの骨組みというか、
仕組みの基礎になっています。
しかし、「身の回り」にはない宇宙。
けれど、確実に我々を取り囲み、「存在している」宇宙。
不思議ですね。
・灼熱の太陽
太陽は我々を照らし、熱を届ける、元気や希望の象徴として
認識されています。
ですが、そのエネルギーは、「中心核で起きる熱核融合により、水素がヘリウムに変わる」
ことで起きているのです。
こうやって書くと、何とも物質的で現実的です。神秘性のかけらもありません。
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・冷ややかな月
月は夜の象徴として、美しく輝き、形を変え、神秘性の象徴のように
描写されています。
しかし、その実体はぼこぼことしたクレーターのある衛星であり、
輝きは太陽光を反射しているだけのものです。
超常現象ではないのです。神秘ではない。
・瞬く星々
星は煌びやかさの象徴として記号に使われたり、
比喩として使われたりしますが、
これもまた上記と同じ、神秘の力ではありません。
結果として光っている星を我々は観測しています。
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・ロマンチックな宇宙
ですが、これらの太陽、月、星は、我々とは比べ物にならないほど
圧倒的なスケールをもって「実在」しています。
背景として我々の日常に映し出された「映像」、「虚像」ではないのです。
我々にとっては、宇宙とは、太陽とは、月とは、星とは、
日常的な生活レベルから見れば「フィクション」のような話が
「実際にある」という実体験なのです。
ファンタジックなことが実現するって、とても素敵なことではないですか?
もし空が飛べたら、魔法が使えたら、変身できたら…。
宇宙はそんな、ファンタジーと現実を繋ぐ夢を見せてくれるのです。
だって、
「太陽は水素の塊で核融合を絶えずしてて、しかも有り得ないくらい大きい」
なんて話、正直、笑っちゃうくらいスケールが大きすぎて、
現実味ってないですよね。でも、それは「ある」のです。
・まとめ
宇宙はロジカルファンタジー!
おわり。
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